私がされても、親がされても嫌だから。。


前回、shopの店員さんの
母への対応について記事にしていたら、
こんな実体験を思い出しました。

昔、私自身も
百貨店で販売の仕事を
していたことがありまして。。

ある時、店に高齢のご婦人が
来店された時のこと・・

色々と買い物を楽しまれたのですが、
2~3日前にも同じような物を
購入していました。

そこまでの消耗品ではないので、
ちょっとしたプレゼントかな?
と思っていました。

しかし、その方の来店は、
あまりに頻繁。

ある時はお金が足りず、
お取り置きになることも・・

またある時は、他店で購入した
品物が多すぎて持ち帰れず、
ご自宅に配送したことも。

それで私、店長に言ったんです。

「会話や買い方の様子を見ていると、
あのおばあちゃんは、認知症の
可能性がありますから、これ以上、
売らない方が良いのでは?」と。

さらに、同じフロアの
別の店舗にも状況を話し

「今後は言われるままに売るのではなく、
同じ物ばかり何度も購入していないか、
見守っていきましょう」

と申し合わせをしました。

それからは来店されると、
出来る限りお話相手となり、
何も買わずに帰って頂けるよう
努めました。

ところが、販売し続けていたんですね。
他の店舗では・・

ある日、娘さんが

「もうこれ以上、
母に物を売らないで下さい!」

と慌てて、その店に
駆け込んで来たそうです。

一人暮らしだったおばあちゃん。

娘が久しぶりに訪れると、
部屋には同じような商品が
山のようにあったのだそうです。

それ以降、
おばあちゃんの姿を見かけることは、
一度もありませんでした。

f0368691_07541088.jpg

最近、認知機能の衰えた高齢者に、
損失を与えると知りながら
『金融商品』を売りつけた
というニュースを耳にし、
胸が痛みます。

銀行や証券会社のノルマは、
それはそれは厳しいのでしょう。

テナントが受ける
百貨店からのノルマも相当でしたから、
その厳しさは分かります。

でもね、だからと言って
高齢者をターゲットにしてはいけない。

自分が高齢者となった時、
または自分の両親が、
こんな接客を受けたら・・

そう考えたら、
やたらめったら売りつける
なんて出来ないはず。

じーちゃん、ばーちゃんを
抱える身として、また次の
ばーちゃん世代の私としては、
利害を超えて配慮してくれる
社会を切に願います。

どうか皆さん、
やさしくしてね♡(笑)




[PR]
by monomo-mino-uchi | 2018-02-07 08:00 | one day..