食器数えて日が暮れて。。
2017年 03月 01日
床を埋め尽くすほどの食器を前にしても尚、
「この食器セットはどんなに高価か」
「この器に、料理がどれだけ映えるか」
と語り続ける母。
なかなか諦めがつかないのでしょう。
そんな母の捨てない言い訳をBGMに、
私たち片付けチームは、ただ黙々と
作業を進めていきます。
すべて取り出し、4つのカテゴリーに
分けた食器たち。。
父と主人が、
③存在を忘れていたモノ
④劣化の為、処分するモノ
を袋詰めにし、運び出します。
その間、私は、
①まさに使用中のモノ
②最低限必要なストック
を、元の食器棚に収めていきます。
収納する際のポイントは3つ。
①身体的負荷の軽減
②安全性の確保
③誰にでも一目瞭然
これらのポイントを踏まえて
収納したものがコチラ ⤵
<before>
<after>
とにかく、あちらこちらに
散らばっていた食器類。
「食器は食器棚のみ!」
と収納範囲を限定します。
さらに、両親は共に腰痛持ちですから、
かがむ動作をせずに済む位置に、
使用頻度の高い食器を集中させます。
最も使いやすい高さの左側には、
飯椀、汁椀、お箸の「ご飯セット」を収納。
同じ高さの右側には、
マグカップ、急須、茶葉、コーヒー粉
の「お茶セット」をまとめました。
次に、重量のある大皿や丼、客用
食器セットは、腰のあたりの位置に収納。
その他の食器は、使用頻度の低い器ほど
目線から上になるように収めました。
また、全部で77本もあった、
スプーンやフォークなどのカトラリーは、
この引き出しの一部に入るだけに厳選。
こうして食器たちは、1つの食器棚の
上部だけに、無事収まりました。
<before>
<after>
空になった小さい方の食器棚は、
地震対策をしていなかったので撤去。
そして空いたスペースには、
ゴミ箱を入れ込みました。
これで、足元の凸凹箇所が少なくなり、
転倒のリスクも軽減されます。
それにしても、多すぎる食器たち。
お皿は大中小合わせて197枚。
丼や鉢が68個、グラスが31個もありました。
そんなこんなで、全962点・・。
とても高齢者2人で、
整理できる数ではありません。
私も、更に年を重ねていたら、
手に負えなくなっていたと思います。
キッチンの大半を占めていた食器類・・
ようやく片が付きました。。
~本日の自戒~
食器は、
大切にしまうのではなく、大切に使うもの
by monomo-mino-uchi
| 2017-03-01 17:00
| 実家考