価値が下がっていくほどに、維持費がかかるという現実
2018年 08月 27日
ムダに大きな声で、同じことを
何度も繰り返し言わなければならない
父とのやり取りに疲れ果てていた、
その頃・・
実家売却の件は、
相変わらず内見者を案内するに、
とどまっていました。
売り出して3か月。
古い空き家は、売れるまでに
1年~3年かかる場合もあるとか。。
我が家も長丁場になるかも知れない。
そう覚悟を決めた私は、
今一度、明確な数字を
洗い出してみることにしました。
今後必要となる費用は、
大きく分けて2種類。
空き家の維持費と
売却に伴いかかる費用です。
もし1年以内に売却できれば、
かかる維持費は下記の5種類。
① 固定資産税
② 電気・水道の基本料金
③ 火災保険
④ 空気の入れ替えをする為に
出向く交通費
➄ 庭木の剪定や雑草の処理費用
しかし、売却までに
数年を要するとなれば、
さらに・・
⑥ 再度、業者によるハウスクリーニング
⑦ 白アリ防除
⑧ 外壁や屋根の点検及び修理
なども必要になってきます。
その一方で、家の価値は
どんどん下がっていくのです・・(/_\)
次に、売れた時に発生する、
売却額に応じた仲介手数料を
シミュレーション。
他に印紙代や
司法書士への報酬も必要です。
これらの費用を踏まえた上で、
一体いくらまでなら値引きできるのか、
金額を明確に出しました。
この金額を父と共有し、
売却までに時間を要すれば要するほど
厳しい現実が待っている・・
ということを親子共々、
改めて認識したのでした。
by monomo-mino-uchi
| 2018-08-27 17:00
| 実家考