カテゴリ:実家考( 58 )


結局、父の入院は数日で済み、
その間、母はショートステイへ
無事、預けることができました。

さて、
「かわいがって育てて
もらったかどうか問題」は、
どうしようか・・

少し考えて、
父には娘の認識を伝えました。

いくらでもある親への疑問の中から
選りすぐりのエピソードを2~3挙げて。。

責めたり、議論したいワケじゃない。

ただ、父と娘の間において、
認識のズレが生じていること。

そしてそれは、
ちょっとした見解の相違・・
などではなく、地殻変動レベルの
ズレであること。

それをただただ、
知って欲しいだけであること・・

私の話を聴いて驚き、
言い訳に終始する父。

そんな父の姿に、
さらに失望するムスメ。

親だって完璧じゃない。

だからこそ、
子とともに学び、子どもから学び、
成長していくものだと思っていました。

でもウチは違うみたい・・

親自身が依存性を満たされない
子どものままだったから・・

物理的な距離が縮まった今こそ、
いい機会かも知れません。

どんなに父が電話に出てくれなくても
「倒れた?!」と家を飛び出す
必要がなくなった
今だからこそ・・

ココロの距離を置かせてもらおう。

そして私は私で、
幼児期から満たされなかった
親への依存性と向き合って、
自分をゆっくりケアしていこう。

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そう思えたのは、
これまでにない程の異変が
私の身に起きたから。。

それは「もう限界です!!」
そんな悲鳴のようにも聞こえる
カラダからの必死の救難信号でした。




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by monomo-mino-uchi | 2018-10-17 17:00 | 実家考


父から矢のように放たれたのは、

「かわいがって育ててもらったんだから、
それ位してくれてもいいんじゃない?」

というコトバでした。

もしこれが母だったら、
驚きも落胆もしなかったでしょう。

余裕の想定内です(笑)

しかし父が言うとはねぇ・・

思った以上にショックを
受けてしまったのでしょうか・・

突然、シャットダウンした
私のアタマ。

そんな真っ黒い、
ただの箱と化した脳内に蘇ったのは、
ある教師の教えでした。

「親が子に、あるいは夫が
専業主婦である妻に
言ってはいけない言葉があります」

「それは、『誰のおかげで
食べていけると思ってるんだ』
というセリフです」

「皆さんが将来こうした立場になった時、
このような言葉を決して
投げかけてはいけません」

何の授業で、どんな流れだったのか・・

その辺りの記憶はないのに、
あまりにも鮮明に残るこの教え。

「恩着せがましいって、
粋じゃないよねぇ~」

子ども心に、そう思ったものです(笑)

それなのに・・

あぁ~あ・・
ウチのお父さん、言っちゃったよ~。
恩着せがましい、そのひと言を ・・

確かに育ててもらいました。
かわいがってもらったかは別として。

でも、そんな風に思っていたなんてねぇ・・

そしてその想いを
伝家の宝刀として抜くとはねぇ・・

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終活に関する意識調査によると、
7割を超える高齢者が

「子供に迷惑をかけたくない」

と思っているそうです。


かく言う我が老親も、

「イザとういう時は、
老人ホームに入るから大丈夫」

「そうそう。ムスメには、
絶対迷惑かけないから♪」

と、しれ~っと口にしていました。

「へぇ~。やっぱり
親という立場ってスゴイなー」

と、感心したものです。

ところが、
全く行われることのなかった
生前整理。

嫌な予感はしていました。

根拠のない、
ただのポジティブ老人なら、
まだ良かった。

しかし根底に、
こんな考えがあったとは・・

家族と言えども、
考え方は人それぞれ。

でも、言わないで欲しかったなぁ、
その言葉は。

そのコトバだけは・・




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by monomo-mino-uchi | 2018-10-13 17:00 | 実家考


話の通じない母と
都合が悪くなると音信不通になる父

そんな強烈キャラである
老親の家の売却・・

思い返せば、それはあの、
壮絶なキッチンを片付けることから、
すでに始まっていました。

食器 962点
調理器具 155点
調味料類 80点
洗剤やラップなどの雑貨 86点
3台あった冷蔵庫を1台に・・等々

キッチンだけで、
ゆうに1,000点を超える不要品を
必死に仕分けしていた、あの頃・・

まさか売却する日が、
スグそこまで迫っていると、
この時はまだ思っていませんでした。

それが、、
母の妨害に遭いながらの必死の整理

老人ホームの選定&転居

業者による山のような不要品の撤去

家の売却

とまぁ、よくここまで、こぎつけました。

おつかれ自分 (*´Д`)=з

めでたしめでたし♪

・・となるんですよ、普通は。

ところが、ならないんですね。
やっぱり (/_\)

両親が同じ町内に引っ越したのに、
平穏な日常が・・戻らな~い!!

なぜなら、しょっちゅう施設から
電話がかかってくるから。。

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どうやら、母が色々と
お手を煩わせているようです。

中でも一番困るのが
食事をとらないこと。

入居者の健康管理のため、食事や運動が
プログラムされているのですが、
一切言う事を聞かず・・

食事に関しては、
一品でもニガテな料理があると、
全く手をつけないという反抗ぶり (-"-;)

どうりで部屋には、いつもあんなに
お菓子があるワケだ~。

子どもかっ (`Д´)ノ

かと言って我が家に招き、
食事を振る舞っても、
その毒舌ぶりは相変わらず。

やはり私には、傍若無人な母と
長時間一緒にいることはムリなようです。

その昔、二世帯の提案を
断られた時は心配したけれど、
やっぱり同居しなくて良かった。

そんな中、父が再び、
ちょっとした入院をすることに・・

しかし、要介護の母を
ショートステイに預けることを、
なぜか渋る父。

「でもウチではちょっと・・預かれないなぁ」

と、一緒に暮らしていた頃の苦い記憶を
思い出しながら言う私でしたが、
そこに返ってきたのは、
父からの衝撃のひと言でした。




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by monomo-mino-uchi | 2018-10-09 17:00 | 実家考


「空き家を売ったって?
それは良かった!」

建設業、不動産業を営んでいたり、
すでに実家売却を経験している
友人・知人は皆、そう口を揃えます。

一方で「次はウチか~(>_<)」と
観念したように絶句する友も・・

「よく決心したね」

とも言われますが、
いつか手放さなければ、ならないのなら
絶対に早い方がイイと私は力説します。

だって、家も自分も
年を取っていくのだから。

賃貸にするかどうか、
迷っている人には次の質問を・・

① 物件は通うのに
苦にならない距離に建っている

② 賃貸物件のオーナー業に
精力的に取り組みたい

③ 10年後も、
体力と経済力には自信がある

④ 自分に何かあっても、その物件を
喜んで受け継いでくれる人がいる

➄ とにかく手放したくない

Yesが多いなら、
賃貸にするのもアリでしょう。

ちなみに私は、すべてNo(笑)

10年後、15年後・・

売却するより賃貸にした方が、
もしかしたら利益が上回るかも知れません。

でも、上回った分の利益と
賃貸物件にかけた労力と費用は、
果たして見合っているでしょうか。

庭の手入れ、家屋の不具合には都度、
対応しなければなりません。

入居者は大切に使ってくれないどころか、
ゴミ屋敷になるかも知れません。

もし事故物件になってしまったら?

家は年月を重ねるほど、
修理箇所と費用は増えていきます。

毎月、利益を得られるとはいえ
遠く離れた賃貸物件に
労力と費用をかける・・

しかも長期戦。

そんなオーナー業を営む覚悟は、
私には、とてもできませんでした。

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いつか誰かが処分しなければならない。

その時が必ず来ると分かっている家・・

そうした家は、問題を先送りにせず、
想い出と言う名の所有欲にも囚われず、
早めに向き合うのが得策でしょう。

生前整理するモノの中で
物理的にも精神的負荷も、
最も大きいのが家。

消費税増税前の今、
重い腰を上げるには
良いタイミングかも知れません。




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by monomo-mino-uchi | 2018-10-04 17:00 | 実家考

さよなら・・親の家


電気・ガス・水道を止めたり、
火災保険は買主に
引き渡す日をもって解約・・

そんな手続きを進めながら待つ
本契約の日。。

本来なら安堵感に包まれた、
ひと時なのでしょうが・・

我が家の場合は・・
この期間が一番、
緊張感に溢れていました。

そんな中、父が体調不良に・・

日帰りで往復しなければ
ならなかった仮契約。

不動産屋まで、
バスや列車を何度も乗り換えていくのは
負担が大きすぎると車を出しましたが、
やはり長距離ドライブは
体にこたえたようです。

そこで担当者に相談。

本契約は、郵送&電話でのやり取りに
してもらえることになりました。

しかし、母への不安は消えません。

母の売却への意思を確認する為に、
司法書士が電話をかけてくるからです。

「は?しほうしょし?」

「別に私は用は無いんだけど」

「えぇっ?! ウチを?! 
売るワケないでしょ!!」

ツーツーと切れる電話・・

そんな恐怖映像が、
父、主人、私の3人の脳裏に、
まざまざと浮かび上がります。

「ホント、言いそうでコワイよね~」

と話しながらも、
なすすべのないまま迎えた本契約。

約束の時間。

かかる司法書士からの電話に、
まずは父が対応。

次に、母がおとなしく電話を代わります。

「はい。ハイ。えぇ・・そうです」

私たちの心配をよそに、
しおらしく対応する母。

固唾を呑んで見守っていると
再び、父に電話を代わり、
やり取りが終了しました。

「これで契約完了だって」

父のホッとした表情に、
私もチカラが抜けました。

母も、もう何も言いません。

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こうして若い世代へと受け継がれた、
両親の家は、想い出へと変わりました。

リタイア後の暮らしを
楽しく実りあるものにしてくれた
両親の家・・

ありがとう。
そして、さようなら。




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by monomo-mino-uchi | 2018-09-30 17:00 | 実家考

今ある幸せに目を向けて


鶴の一声ならぬ、父の一声に、
ぐうの音も出なかった母・・

戸惑いと、悲しみと、
諦めきれない想い。。

そんな複雑な表情を浮かべる母に、
心の中で語りかけます。

仕方ないよ。
現実を受け入れなければならない時も・・
ある。

でも、住まいは変わっても、
お母さんのために、
こんなにも甲斐甲斐しく
面倒を見てくれるお父さんが、
相変わらず傍にいてくれるじゃない?

その、ありがたい日常は、
ささやかだけど、
決して当たり前なんかじゃない。

だから失っていくモノではなく、
今ある幸せに、どうか目を向けて・・

゜*。・*゜.・。*゜。゜*。・*゜.・。*゜。

さぁ、いよいよ事務手続きの開始です。

すでに買主から購入の申し込みを
受けているので、今後は

仮契約(手付金の授受)

本契約という流れ。

仮契約と本契約では、
どちらも不動産屋まで
足を運ばなければなりません。

双方の日程を調整し、
必要書類に不備がないよう準備します。

そしてやって来た仮契約の日・・

仮契約では、母の同席は
必須ではないとのことだったので、
要介護の母はお留守番。

父と主人と私の3人で、
現地に向かいます。

家を売り出したのは、
寒風吹きすさぶ頃だったのに・・

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いつの間にか、こんなにも
緑が美しく眩しい季節に
なっていたんだねぇ。。

そんな会話を交わしながらのドライブ。

不動産屋が近づくにつれ、
なんだかちょっとドキドキしてきます。

でも初めてお会いした買主は、
とてもステキなご夫妻でした。

「このたびは、お売り頂き
ありがとうございます」

そう言われた時、

「あー、このご夫妻に
購入して頂けて良かった!」

と、ありがたい気持ちで一杯に・・

おかげで不安や緊張が解け、
奥さまが楽しみにしている
キッチンのリフォーム話には、
私まで夢が膨らみました♪

仮契約は、こうして無事終了。

しかし本契約では、
母の同席が必要です。

契約の場で
「絶対売らない!!」

そんなことを言い出すのではないか・・

私たち3人は皆、口に出さずとも
同じ不安を抱えながら、
本契約までの数週間を過ごしました。




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by monomo-mino-uchi | 2018-09-25 17:00 | 実家考

父の一撃


年をとったら丸くなる・・
とは、一体誰が言い出したのか。。

少なくとも、私の母には
当てはまりません ・゚・(。>д<。)・゚・

とにかく全てにおいて、
自分の好きなようにしたい母・・

そして周囲の人には、
自分の思う通りに動いてほしい母。

そんな母と建設的な話は一切できません。

不要品の整理、老人ホーム探し、
引っ越し作業・・これまで何度、
壮絶バトルを繰り広げたことでしょう。

実家問題に関することだけでも、
すでに3Rを闘い抜いた私は、
もうヘロヘロ (xдx;)

これまでの闘いで、
冷静に論理的に説明すればするほど、
母はひとり、ヒートアップしていく・・
ということを学んだ私。

今回の売却作戦では、
省エネモードに切り替えます。

母のワケの分からない主張には、
もっぱら心の声で対応(笑)

「まだ住める家を売るなんて、
もったいない!」

『家には住めるけど、
お母さんが住めないの!』(心の声)


「帰る家がなくなっちゃったら
困るじゃない!!」

『いやいや、帰られても困ります』
(心の声)


「家に戻っても、自分のことは
自分で出来るから大丈夫!」

『いやいや、全然できていないので』
(心の声)

そう、心で呟きながら、
父の動向を見守ります。

一方、父は、なんだーかんだーと、
いつまでも主張を続ける母の話を
聴いているような、いないような・・

しかし突然、
不動産屋から送られてきた
書類に目を通しつつ、ひと言。

「もう我々ふたりだけで、
あの家では暮らせないよ」

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これまで、母の手足となって、
甲斐甲斐しく世話をしてきた父。

その父から発せられた強烈な一言。

お父さんなら、
なんでも希望通りにしてくれる♪

そう思っていた母にとって、
思いもよらない最後通牒でした。

押し黙る母に、
父は書類を確認するよう促します。


ムスメには、我を通すことを
一切許さなかった母。。

その母も、終の棲家に関して、
我を押し通すことは出来ませんでした。




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by monomo-mino-uchi | 2018-09-20 17:00 | 実家考


両親の家は、
最初に手を挙げて下さった方と
ご縁がつながりました。

あとは、事務手続きを行うだけ。

現地に赴かなければならないけれど、
「やれやれ」これで、ひと安心・・

と、いかないところが、
さすが我が老親 (ρ。q)

実は、10年以上前から私が父に
進言していることがありました。

それは家の名義について。。

両親の家は、父と母の
共有名義になっているのです。

『これは後々、絶対に厄介なことになる』

そう確信していた私は、
父だけの単独名義にすることを
勧めてきました。

将来にわたり、両親の家を、
このままにしておくことはできません。

リフォームするか、売るか貸すか、
はたまた取り壊しの可能性だってあります。

そうなった時、
母が「うん」と言わない限り、
全く手が出せなくなってしまうのです。

どちらの持ち分が多いかは
関係ありません。

何をするにも、名義人全員の承諾が
必ず必要になってくるのが、
共有名義のコワイところ。

しかし、あの母が、
自宅の処分に「うん」と
言うハズはありません。

不謹慎なことですが、
仮に父が先に亡くなった場合・・
今度は、母と私の共有名義になります。

すると母の承諾がなければ、
私は、古くなる一方の家を
放置せざるを得ないのです。

また、病気や事故で意識不明、
認知症になってしまった場合も同じです。

本人の意思確認が出来ない以上、
私ひとりが相続するまで、
指をくわえて見ているしかありません。

たとえ家が荒れ果て、
どんなにご近所に迷惑をかけようとも・・

これを回避するための方法である
『家族信託』の利用も提案しましたが、
これも拒否。

結局、様々なリスクが
容易に想像できるにも関わらず、
父が動くことはありませんでした。

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そして、ついにこの日が来たわけです。

「自分の家があるのだから
家に帰りたい!!」

ひたすらこう主張する、
理屈の通らない母を、
父はどう説得するのでしょうか。

まったくお手上げなムスメは、祈る想いで、
ただただ見守るしかありませんでした。




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by monomo-mino-uchi | 2018-09-15 17:00 | 実家考

レッドラインを超えて


他人に委ねてしまった結論や
左脳フル稼働で出した結論に
後悔することが多い人生でした。

しかし、いつの頃からか、
良きアドバイザーは自分の中にいる
と気付いたのです。

ココロが乱れて考えがまとまらない時・・

理詰めで考え抜き、出した結論なのに、
ココロに暗い影が伸びて自分で自分に、
goサインが出せない時・・

私は自然界の音に耳を澄ませます。

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ゆっくりと寄せては返す波・・

一定のリズムで、やさしく刻まれる
波音に全神経を集中させます。

すると、自分の中に確固たる、
揺らがない想いがあることに気が付きます。

電光石火のごとく、ひらめいた!
・・とはまた違う感覚。。

内側の内側の、そのまた内側から
静かに湧き上がる答えのようなもの。。

この感覚に従って
後悔したことはありません。

今回の、この大事な局面でも無意識の私は
すでに答えを持っていました。

両親の家を気に入ってくれた
一家とのご縁を大切にしたい。

だから、買主の希望通り・・
とまではいかないけれど、
自分の中のレッドラインを超えた価格を
再度、提案しよう。

それでもし、購入されなかったら、
その時は、いさぎよく諦めよう。

でもこれで、きっと売れるはず。

こうして結論付けた販売価格を、
担当者に伝えました。

「これが最後の交渉です」
と付け加えて。。

゜*。・*゜.・。*゜。

返事は翌日。

「購入します」との、
ありがたい答えが返ってきました。

なんだか張りつめていたものが、
解けた瞬間でした。




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by monomo-mino-uchi | 2018-09-10 17:00 | 実家考


「やっぱり・・」

提示された購入希望額は、
不動産屋の担当者が昨日、
父に打診した金額と同じでした。

私としては
到底受け入れられない金額です。

希望に沿えない返事は
早い方が良いでしょうから、
私もスグに回答しました。

「そこまでは無理ですが、
これ位の値引きでいかかでしょうか?」と。

すると、
「では、この金額でどうでしょう?」と、
これまたスグにお返事が・・

レスポンス早っ!
び、びっくりした~ Σ(゚д゚lll)

そして、うわ。
こまかくきましたね。

こちらからは、ひとまず回答したから、
ちょっと一息・・なんてヒマもなく、
新たに提示された金額を前に悩む悩む。

反応の早さからは、購入の本気度が、
そして提示金額のこまかさからは、
買主側のギリギリ度が伝わってきます。

ここで私は、
購入を希望して下さる方の事を、
ふと知りたくなりました。

「どのような方ですか?」
担当者に尋ねると、

小さいお子さんのいる、
まだ若いご夫婦とのこと。

そして近隣に新築の建売物件が
あるにも関わらず、特に奥さまが
我が両親の家を気に入って下さったこと。

さらに、予算はこれ位。
リフォームしたい箇所は、ココとココで、
その見積額はこの位。

ということも教えてくれました。

それを聞いちゃうと、
なんだか申し訳ない気がします。

「絶対、新築の方がイイですよ♪」
って言いたくなっちゃう(笑)

でも、こういうご家族に
購入してもらえたら、やっぱり嬉しい・・

でもでも、私にも希望する価格がある・・

かと言って、引き際を見極めないと
購入してもらえない・・

はぁ (*´Д`)=з 

私・・こういう心理的なストローク戦に、
つくづく向いていないようです。

ぐるぐる&うだうだと、
それはもうハゲてしまうのではないか
と思えるほど悩みました。

こういう時は、ココロの中の声が
湧き上がるのを待つのが一番。

意識では迷っている。

でも無意識の自分は
すでに答えを持っている。

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早朝、朝日で輝く海を前に目を閉じて、
その答えを静かに待ちました。




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by monomo-mino-uchi | 2018-09-05 17:00 | 実家考