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あとはお好きに・・


「くしゃみをしたら腰の骨、
折れちゃって~ (/_\)」

と言って知人が入院したのが
数か月前・・

「ちょっとー、他人事じゃないよー」

と呟きながら車椅子を押す主人。

一方、私は
「車椅子って結構スピード出るんだねー」
なんて、お気楽な風を装いながらも、
あまりの自分の無力さに
ショックを受けていました。

スクッと立って、ヒョイと座る。
たったこれだけの動作が
一瞬で出来なくなるなんて・・

これでは今の私の要介護度は
母より、よっぽど高レベル。

「いやはや、ご面倒かけます」
と、しょんぼり診察室へ。。

検査の結果・・

診断
『立派なギックリ腰』

ウワサ通り
ギックリ腰の痛みは強烈でした。

あまりに強い薬は服用したくないものの、
今回ばかりは仕方ありません。

「コレは効くよ~♪」という
医師おススメの『強烈痛み止め』と
『湿布』と『コルセット』を抱えて
無事帰宅したのでした。

しかしここまでくると、
もはや自分だけの問題ではありませんね。

家族に、こんなにも迷惑をかけてしまう。

だからもう、
両親に振り回されるのは、やめました。

あとはお好きに・・_f0368691_08190280.jpg

母の・・
自分に出来ることさえ人にしてもらって、
やり方が悪ければ文句を言って、
思う通りにいっても感謝はしない。
という姿勢。

そして父の・・
ムスメからの連絡には、
いちいち対応しないけれど、
緊急時はスグに来て!
という、スタンス。

私には、これ以上、
受け止める度量はありませんでした。

家一軒分の不要品を、
まるっと処分出来たのだから、
もう何も言いません。

母がどんなに食事をボイコットしようとも、

どれだけ父が電話に出てくれなくても、

あれだけ購入を止めたハズの衣装ケースが
次々と部屋に運び込まれるのを
目撃しても Σ(゚д゚lll)

これからは、どうぞお好きに・・

私は自分を大切にしてくれる人のためにも、
自分自身を大切にしなければならないのです

今回カラダに現れた痛みや苦しさは、
その事を痛切に私に知らせるものでした。




by monomo-mino-uchi | 2018-10-30 17:00 | 実家考

車椅子からの風景


それは、いつもと変わらない
夕食後のひととき・・のハズでした。

またもやって来た
「ゴォー、ゴォッゴォッ!」
という激しい咳。

一度出始めると、なかなか止まりません。

本人が苦しいのは勿論ですが、
咳込む姿を、ただ見守るしかできない
家族も気の毒なものです。

「あ゛ーホラホラ、薬!」
「薬飲まないと!!」
とキッチンに走る主人。

その時でした。

少しだけ前かがみになって
咳込んでいた私の腰に‟ピリッ”と
電気が走ったような感覚がありました。

「ん?」と思った直後・・

正体不明の生き物が
まるで触手を伸ばすかのように、
ゆっくり、じわじわと広がる痛み。

「なにこれ?」
「腰が痛くなって・・」

と言い終わらないうちに来ました!
激痛がーっ!!

あまりの痛さにビックリして、
咳・・止まりました(笑)

「へ?腰?腰が痛いの?!」
との問いかけに

「あ゛ぁ~ 。゚(゚´Д`゚)゚。」
しか言えない私。

「ちょっと横になった方が
いいんじゃないの?」

と言う主人に誘導されて
立ち上がろうとしたら・・

そのまま動けなくなりました (/_\)

しかも、その姿と言ったら・・

初の二足歩行をしようと
立ち上がりかけた類人猿のよう!

こんな姿のまま夜が更けていくのか・・
と、途方に暮れる我が夫婦。

足が全く前に踏み出せないのです。

しばらくすると、横になら
足を動かせることが判明。

よちよちと、カニ歩きで
寝室へ移動したものの、
結局、横にはなれず。
一睡もできず。。

車椅子からの風景_f0368691_11380347.jpg

翌朝、会社を休むハメになった
主人の介助のもと病院へ。

車の乗り降りだけで、
それはもう大変な騒ぎです。

病院へ到着しても、カニ歩きの類人猿は、
診察室まで、とても辿り着けません。

車椅子に乗せられ、
スルスルと軽快に動く車輪で、
おとなしく運ばれました。

いつもより、ぐっと近くにある床が
流れるように過ぎていきます。

『車椅子に乗ると、こういう景色なのか・・』

なぜか・・両親の姿が頭をよぎりました。




by monomo-mino-uchi | 2018-10-25 17:00 | 実家考


最後に風邪を引いたのは確か・・
20年以上も前になるでしょうか。

そんな私が「どーも調子が悪い」
と思うようになったのは、
実家と言う名の『不要品の山』
に突入した、あの時から。

すっかり忘れ去られ、
ただそこに存在するだけのモノたち。

その山から発せられる
負のエネルギーたるや、
ボディーブローのごとく。。

さらに『攻撃は最大の防御なり~!』
とばかりに、老親から繰り出される
言葉のジャブやアッパー。

華麗にかわしつつ対応してきたはずが、
全然かわしきれていなかったみたい。

頑張るココロに、カラダからのSOS。_f0368691_14353911.jpg

両親が近くに引っ越してきた途端・・
「イタイ、痛い。心が痛い」と、
ついに私のカラダが音を上げました。

最初に発信された救難信号は、
突如として現れた肌のかゆみ。

見た目は何の異常もありません。

しかし手足、顔、頭皮を
猛烈なかゆみが襲います。

たまらず皮膚科へ行き、
塗り薬を処方してもらいましたが、
医師からは・・

「最近、環境が変わりました?」

「ストレス性だから、
思い当たる原因を取り除かないと、
またぶり返しますよ」

とのアドバイスが。

「厄介なことになったな~」
とポリポリ腕を掻く私に、
すぐに届いたSOS第2弾。

咳が出始めたのです。

でも他に風邪のような症状も
なかったので放っておいたら、
一日中、止まらない状況に・・

咳って、ものすごく
体力を消耗するんですね。

忘れてました、咳の威力を。

食事もままならず、熟睡できず、
気づけば・・もはや虫の息。

で、人生初の「呼吸器内科」へ。

ここでは様々な検査をしたものの、
結局・・原因不明。

仕方なく、ただただ
山のような薬を飲むハメに。

そしてやって来たのが
第3弾の歯痛でした。

左上の奥歯が「ちょっと、しみるな~」
と思っていたら、みるみる激痛に。

口に含んだ常温の水が、
鋭い凶器に変わる感覚・・

3か月に一度のメンテナンスを
欠かさなかった・・のに?!

歯科医は入念なチェックの後、

「大変なストレスを抱えていたんですね。
大丈夫ですか?」と心配そう。

まさか歯科医の口から「ストレス」
という単語が出てくるとは思わず、
あっけにとられた私。。

激しい歯痛の原因は、
虫歯などではなく、
ストレスからくる
食いしばりによるものでした。

上下の歯が当たっている状態が
良くないことは以前から知っていたので、
日中は気を付けていました。

しかし睡眠中の私は、
それはそれは強く
歯を食いしばっていたのです。

医師からは

① ストレスの軽減 
② あごから首筋にかけてのマッサージ 
③ 就寝時のマウスピース着用

を心がけるよう言われました。

「なんか、私のカラダ・・ごめんね」

と今さらながら労わってみたものの、
その後、ついに・・
とどめをさされてしまいました。



~本日の自戒~

カラダが悲鳴を上げる前に、
誰よりも、どこまでも、どんな時も
自分だけは自分に、やさしく
やさしく。




by monomo-mino-uchi | 2018-10-21 17:00 | 実家考


結局、父の入院は数日で済み、
その間、母はショートステイへ
無事、預けることができました。

さて、
「かわいがって育てて
もらったかどうか問題」は、
どうしようか・・

少し考えて、
父には娘の認識を伝えました。

いくらでもある親への疑問の中から
選りすぐりのエピソードを2~3挙げて。。

責めたり、議論したいワケじゃない。

ただ、父と娘の間において、
認識のズレが生じていること。

そしてそれは、
ちょっとした見解の相違・・
などではなく、地殻変動レベルの
ズレであること。

それをただただ、
知って欲しいだけであること・・

私の話を聴いて驚き、
言い訳に終始する父。

そんな父の姿に、
さらに失望するムスメ。

親だって完璧じゃない。

だからこそ、
子とともに学び、子どもから学び、
成長していくものだと思っていました。

でもウチは違うみたい・・

親自身が依存性を満たされない
子どものままだったから・・

物理的な距離が縮まった今こそ、
いい機会かも知れません。

どんなに父が電話に出てくれなくても
「倒れた?!」と家を飛び出す
必要がなくなった
今だからこそ・・

ココロの距離を置かせてもらおう。

そして私は私で、
幼児期から満たされなかった
親への依存性と向き合って、
自分をゆっくりケアしていこう。

少しだけ距離を置かせて。。_f0368691_14182723.jpg

そう思えたのは、
これまでにない程の異変が
私の身に起きたから。。

それは「もう限界です!!」
そんな悲鳴のようにも聞こえる
カラダからの必死の救難信号でした。




by monomo-mino-uchi | 2018-10-17 17:00 | 実家考


父から矢のように放たれたのは、

「かわいがって育ててもらったんだから、
それ位してくれてもいいんじゃない?」

というコトバでした。

もしこれが母だったら、
驚きも落胆もしなかったでしょう。

余裕の想定内です(笑)

しかし父が言うとはねぇ・・

思った以上にショックを
受けてしまったのでしょうか・・

突然、シャットダウンした
私のアタマ。

そんな真っ黒い、
ただの箱と化した脳内に蘇ったのは、
ある教師の教えでした。

「親が子に、あるいは夫が
専業主婦である妻に
言ってはいけない言葉があります」

「それは、『誰のおかげで
食べていけると思ってるんだ』
というセリフです」

「皆さんが将来こうした立場になった時、
このような言葉を決して
投げかけてはいけません」

何の授業で、どんな流れだったのか・・

その辺りの記憶はないのに、
あまりにも鮮明に残るこの教え。

「恩着せがましいって、
粋じゃないよねぇ~」

子ども心に、そう思ったものです(笑)

それなのに・・

あぁ~あ・・
ウチのお父さん、言っちゃったよ~。
恩着せがましい、そのひと言を ・・

確かに育ててもらいました。
かわいがってもらったかは別として。

でも、そんな風に思っていたなんてねぇ・・

そしてその想いを
伝家の宝刀として抜くとはねぇ・・

知りたくなかった父の本音_f0368691_11240108.jpg

終活に関する意識調査によると、
7割を超える高齢者が

「子供に迷惑をかけたくない」

と思っているそうです。


かく言う我が老親も、

「イザとういう時は、
老人ホームに入るから大丈夫」

「そうそう。ムスメには、
絶対迷惑かけないから♪」

と、しれ~っと口にしていました。

「へぇ~。やっぱり
親という立場ってスゴイなー」

と、感心したものです。

ところが、
全く行われることのなかった
生前整理。

嫌な予感はしていました。

根拠のない、
ただのポジティブ老人なら、
まだ良かった。

しかし根底に、
こんな考えがあったとは・・

家族と言えども、
考え方は人それぞれ。

でも、言わないで欲しかったなぁ、
その言葉は。

そのコトバだけは・・




by monomo-mino-uchi | 2018-10-13 17:00 | 実家考


話の通じない母と
都合が悪くなると音信不通になる父

そんな強烈キャラである
老親の家の売却・・

思い返せば、それはあの、
壮絶なキッチンを片付けることから、
すでに始まっていました。

食器 962点
調理器具 155点
調味料類 80点
洗剤やラップなどの雑貨 86点
3台あった冷蔵庫を1台に・・等々

キッチンだけで、
ゆうに1,000点を超える不要品を
必死に仕分けしていた、あの頃・・

まさか売却する日が、
スグそこまで迫っていると、
この時はまだ思っていませんでした。

それが、、
母の妨害に遭いながらの必死の整理

老人ホームの選定&転居

業者による山のような不要品の撤去

家の売却

とまぁ、よくここまで、こぎつけました。

おつかれ自分 (*´Д`)=з

めでたしめでたし♪

・・となるんですよ、普通は。

ところが、ならないんですね。
やっぱり (/_\)

両親が同じ町内に引っ越したのに、
平穏な日常が・・戻らな~い!!

なぜなら、しょっちゅう施設から
電話がかかってくるから。。

平穏な日常が戻らないワケ_f0368691_15535434.jpg

どうやら、母が色々と
お手を煩わせているようです。

中でも一番困るのが
食事をとらないこと。

入居者の健康管理のため、食事や運動が
プログラムされているのですが、
一切言う事を聞かず・・

食事に関しては、
一品でもニガテな料理があると、
全く手をつけないという反抗ぶり (-"-;)

どうりで部屋には、いつもあんなに
お菓子があるワケだ~。

子どもかっ (`Д´)ノ

かと言って我が家に招き、
食事を振る舞っても、
その毒舌ぶりは相変わらず。

やはり私には、傍若無人な母と
長時間一緒にいることはムリなようです。

その昔、二世帯の提案を
断られた時は心配したけれど、
やっぱり同居しなくて良かった。

そんな中、父が再び、
ちょっとした入院をすることに・・

しかし、要介護の母を
ショートステイに預けることを、
なぜか渋る父。

「でもウチではちょっと・・預かれないなぁ」

と、一緒に暮らしていた頃の苦い記憶を
思い出しながら言う私でしたが、
そこに返ってきたのは、
父からの衝撃のひと言でした。




by monomo-mino-uchi | 2018-10-09 17:00 | 実家考


「空き家を売ったって?
それは良かった!」

建設業、不動産業を営んでいたり、
すでに実家売却を経験している
友人・知人は皆、そう口を揃えます。

一方で「次はウチか~(>_<)」と
観念したように絶句する友も・・

「よく決心したね」

とも言われますが、
いつか手放さなければ、ならないのなら
絶対に早い方がイイと私は力説します。

だって、家も自分も
年を取っていくのだから。

賃貸にするかどうか、
迷っている人には次の質問を・・

① 物件は通うのに
苦にならない距離に建っている

② 賃貸物件のオーナー業に
精力的に取り組みたい

③ 10年後も、
体力と経済力には自信がある

④ 自分に何かあっても、その物件を
喜んで受け継いでくれる人がいる

➄ とにかく手放したくない

Yesが多いなら、
賃貸にするのもアリでしょう。

ちなみに私は、すべてNo(笑)

10年後、15年後・・

売却するより賃貸にした方が、
もしかしたら利益が上回るかも知れません。

でも、上回った分の利益と
賃貸物件にかけた労力と費用は、
果たして見合っているでしょうか。

庭の手入れ、家屋の不具合には都度、
対応しなければなりません。

入居者は大切に使ってくれないどころか、
ゴミ屋敷になるかも知れません。

もし事故物件になってしまったら?

家は年月を重ねるほど、
修理箇所と費用は増えていきます。

毎月、利益を得られるとはいえ
遠く離れた賃貸物件に
労力と費用をかける・・

しかも長期戦。

そんなオーナー業を営む覚悟は、
私には、とてもできませんでした。

親の家・・賃貸と売却を迷う人への5つの質問_f0368691_14330355.jpg

いつか誰かが処分しなければならない。

その時が必ず来ると分かっている家・・

そうした家は、問題を先送りにせず、
想い出と言う名の所有欲にも囚われず、
早めに向き合うのが得策でしょう。

生前整理するモノの中で
物理的にも精神的負荷も、
最も大きいのが家。

消費税増税前の今、
重い腰を上げるには
良いタイミングかも知れません。




by monomo-mino-uchi | 2018-10-04 17:00 | 実家考