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モノを手放すと得られるもの・・

それはスッキリとした空間だったり、
モノを探さなくて済む手間や時間、
効率の良い家事から生まれるキモチの余裕、
本当に必要なモノを見抜くチカラ、
そして執着に囚われない
自由で穏やかなマインド・・

などなど、挙げればキリがりません。

ところが、それが分かっていても尚、
手放すことがニガテな私・・

そんな私にとって、
今年は重大な決断を迫られた年でした。

悩みに悩み、迷いに迷って
手放した大きなモノ・・

『親の家』

手放して得られた、最高のプレゼント_f0368691_15421493.jpg

思い返せば、
この苦しい決断があったからこそ、
私たち親子のもとには、
人生を変えるほどの
恩恵がもたらされました。

娘である私には、
遠方の空き家の管理という
重責から逃れられたこと。

この安心感があるとないとでは、
今後の人生プランが大きく変わってきます。

そして父には、私以上の大きな大きな
プレゼントが舞い込みました。

それは『寿命』です。

持病を抱える父・・

これまでの病院では、
検査の度に数値が悪くなりながらも、
経過観察を続けるばかりでした。

しかし我が家の近くに引っ越し、
かかりつけ医が変わることで、
数値が劇的に改善し安定したのです。

新しい病院では、担当医を含め
4人の医師がチーム一丸となって
最善の治療を進めてくれます。

そうした先生方の、
高齢の父を気遣いながら、
最新の薬剤や治療法を
試して下さった結果でした。

毎年、紅白歌合戦を楽しみにしている両親。

もし、現在も自宅に住み続けていたら、
父にとって今年が最後の
紅白だったかも知れません。

モノを手放すことは、
ただ失うだけじゃない。

つくづく実感した、この一年・・

どんなに必要ないと分かっていても、
何かを手放すということは、
そう容易ではありません。

それでも皆さんが今年、
思い切って手放したモノは何ですか?

そして手放すことで得たモノは何ですか?



~本日の自戒~

手放したからこそ
得られるモノが必ずある




by monomo-mino-uchi | 2018-12-30 17:00 | 実家考

もう、泣かないで。


古く汚れた重い重い、かたまり・・

実家から持ち帰った、
そんな30冊を超えるアルバムが、
ついに我が家から姿を消しました。

もう、泣かないで。_f0368691_18383770.jpg

モノで溢れかえっていた両親の家・・

どんなに探し物が多く不便でも、
また、どれだけ家の中が危険でも、
決して片付けようとしなかった両親。

こうなると

『両親の 両親による
両親のための 生前整理』

は望めませんでした。

結局、

『私の 私による
私のための 親の生前整理』

となったワケです。

しかし壁を埋め尽くしたアルバムが消え、
空っぽになった棚を見ると、
親の生前整理をする流れで、
すでに私自身の生前整理も
スタートしていたことに気づきます。

モノの整理は体力と気力が勝負。

特にアルバムは物理的に重いだけでなく、
過去の自分と向き合い、
残す写真を選別していく作業。。

10年、20年後の私が、
果たして意欲的に取り組めるかどうか・・

そう考えると、精神的にキツくても、
これは私にとって必要な流れ
なのかも知れません。

アルバムをめくっていくと、私の
トリガーポイントとなる写真が現れます。

トリガーポイントの発信源は、
いつだって怒っている母の姿。

例えば、家族で
ディズニーランドに行ったあの日・・

手編みのカーディガンを
園内に置き忘れたことで、
ず~っと怒っていた母。

こうなると、楽しい思い出などなく、
一日中、責められた記憶しかありません。

また川遊びの写真からは・・

岩が多く、思った以上の速い流れに
立ちすくむ私。

そこへ「せっかく連れて来たんだから、
早く泳げ!」と怒る母の姿・・

一方、旅先で写した写真からは・・

と、こんな風に
決して怒った母が写っている訳ではない、
たった1枚の写真から、
激昂する母の姿が、脳内プレイヤーにて、
次々と動画再生されていきます。

そのたびに
「そうそう、この時も大変だったねぇ」
と写真の中の小さな私に寄り添います。

そして心の中で、そっと語りかけるのです。

「お母さんの愛情はね、残念だけど
子どものためじゃなかったの」

「世間体と、自分の欲求と
自己満足による愛情だったの」

「子どもながらに、
よく頑張って耐えてきたね」


これらの写真は、私にとって
とっくに必要のないモノでした。

なぜなら、写真がなくても私の脳内には、
いつだって自動再生可能な8K並みの
動画として残されてきたから。

でもこうして再び
アルバムと向き合うことで、
ようやく幼い私の想いを
拾い上げることができました。

楽しいはずの思い出の向こう側で、
痛みに耐えた小さき私よ・・

我執の母に支配された時代は終わったの。

だからもう、泣かないで。




by monomo-mino-uchi | 2018-12-19 19:00 | 実家考

それは思い出ではないの


周囲には
長子、中間子、末っ子、一人っ子・・
と様々なポジションの方々が
いらっしゃいますが・・

皆、「長子は弟妹に比べて
写真の枚数が多い」と
口を揃えます(笑)

我が家の場合は、それに加え
父がカメラ好きということもあり、
とにかく枚数が多いのです。

さらに、デジタル化される
ずっと以前の話ですから
「念のためもう一枚」が積もり積もって、
現像数が膨大になったのでしょう。

中途半端にマメな父は、
次々とアルバムを購入し注釈を付け、
写真を貼っていきました。

しかし父の興味は写真を撮って
アルバムに貼るところまで。。

保管方法に気を配ることはないため、
結果、ボロボロのアルバムが
残されることに (/_\)

まずは手っ取り早く、
全てをデジタル化して、
アルバム本体をさっさと
処分してしまおうかとも考えたのですが・・

そのデジタル化したデータでさえ、
いつかは手放さなければ
ならない時がやって来ます。

それでは、取捨選択を
先延ばしにしているだけで、
ただの二度手間。

面倒は一度でいい。

ということで、デジタル化せずに
取り組み始めたアルバム整理。

私にとって、
乳幼児期から手を付けるのは、
どうやらハードルが高いので、
高校時代から遡って整理していきます。

中高時代を整理すると、
約1/3のアルバムが棚から消えました。

それでも、まだまだ残るアルバムたち。。

それは思い出ではないの_f0368691_17563867.jpg

写真を処分することは、
思い出を切り捨てるようで、
なんだか心が痛みがちだけれど・・
違うんですね。

写真を見るまで
何十年も思い出すことのなかった記憶・・

それは思い出じゃない。

ただ思い出しただけ(笑)

だから処分しても大丈夫。

こうして少しずつ空間が空いていく一方で、
何が本当に大切な思い出なのか・・
着実に見極められ、私の中に
ストックされていっています。




~本日の自戒~

それが思い出すことのない、
ただ過去の一瞬を切り取っただけの一枚なら
それはもう思い出じゃない。




by monomo-mino-uchi | 2018-12-10 19:00 | 実家考